ココロが、とけあう。
ココロが、とけあう。
桜の季節、未来への希望あふれる若者が、
地方から上京した。
その若者は、仲間と楽しく、そして真剣に、
生活と仕事に明け暮れた。
幾月か経つ頃、
その若者は、メンタルを崩していたが、
より仕事にのめり込んだ。
徐々に、仕事は手につかなくなり、
ただ独りで退職した。
大きな不安と焦燥を小さな肩にのせて。
その若者は、孤独な夜に不安を募らせ、
倦怠感が襲う朝を恐れた。
焦燥から社会復帰を急いだが、
心と身体がついてこなかった。
何も聞こえなくなった。
制度はいくつかあった。
ただ、医療も、福祉も、会社も、地域も、
家族さえも、
その若者の不安と焦燥を支える力はなく、
むしろ、いくばくかの距離を置いた。
親しい人たちは、その若者との
関わり方がわからなかった。
手を差し伸べることを躊躇った。
親近なる未知が、怖かった。
その若者は、人に会うときだけは、
朝から起きあがることができた。
ある日から、若者は、ある人物と、
朝の浜辺で待ち合わせを
するようになった。
ある人物は、たわいもない話をして、
仕事に戻っていった。
僅かながらの人とのつながりが、
心を軽くした。
波の音がしていた。
ISSUE
いつから、身近な人の苦しみに、
無関心になってしまったのだろう。
眠れない。
集中できない。
でも、休むほどじゃない。
そんな状態を、
多くの人が抱えたまま働いています。
約50%、働く人の2人に1人が3年以内
にメンタルヘルス不調を経験
それが積み重なった結果、
社会全体で大きな損失が生まれています。
メンタルヘルス不調による
経済的損失は7.6兆円
それでも、これは「個人の問題」でしょうか。
IDEA
本気で「心配」しあえる職場を、
取り戻す。
疲労と不調が当たり前になった現代。
誰もが、調子を崩すリスクを抱えながら働いています。
病的な疲労による職場離脱は、
多くの場合、突然起こったように見えます。
けれど実際には、
その前に小さな変化が、静かに積み重なっています。
不調が表に出る前に、
「ココロの点検」をする
それでも、これは「個人の問題」でしょうか。
WHITE
PAPER
もっと深く知りたい方へ。
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タイトルタイトルタイトル
ACTION
本心に触れる、声を上げる、
明日への行動に参加する。
この変化は、
誰か一人の行動から始まります。
立場や状況は問いません。
今のあなたに近い関わり方を選べます。
IMPACT
声亡き者たちの声が連なり、力なき者たちの
力が帯びる時に社会は変わる。
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タイトルタイトルタイトル
声をあげてみた。
不安だったなにかは、
触れてみると優しかった。
声をかけてみた。
警戒していたなにかは、
触れてみると頼もしかった。
荒々しく、
次から次に、まくしたてるあれこれに
追われていたのだけれど、
そうか、大切なことは、
いつもシンプルだった。
荒波のなかでは、
自分を手放さず、見失わず。
ココロを整える。
そして、あわいのココロがとけあう。
その嫋やかなるココロの波紋は、
きっと届く、また誰かの笑顔に。